あの日、ボクは何気なく買い物していた店内で、石を踏みつけた。
それは、リュックサックに付けていた、麻ひもと誕生石のカーネリアンで自作したお守りだった。
立ち止まっていただけなのに麻ひもが切れたのだ。
その時は何も気にしなかったが、あとでその理由がわかった。
その日の夜、ボクは彼女に別れを告げられたのだ。
彼女との3年半は幸せな夢を見ているような日々だった。
何も考えないようにと、いつものランニングコースを散歩していたら、キツネが後ろをずっとついて来た。
慰めてくれてるのかと思い、ありがとうと言ってしばらく一緒に歩いていたら、街灯がまったくなくなる道に行こうとしたら、キツネが立ち止まり鳴き始めた。
戻ると鳴き止み、行こうとすると鳴き始める。
何か警告してくれてるのだろうと思い、その道はやめ、帰ろうとしたらキツネはボクを見送って暗闇へと消えていった。
やる事があったり、仲間が遊びに来てくれたり、牛小屋JOKEがあったので、一人の時間が少なかったし、みんなの笑顔に救われました。
ありがとう。
今日読んだ本に書いてあったんだけど、ボクが彼女と別れた日はマヤの暦では一年の始まりの日であった事には驚いた。
偶然なんてない。意味のない事なんてないと気づかされました。
終わりは始まり、始まりは終わりの始まりって事ですね。
ん、って事は始まりの前には終わりがあるはずなら、この宇宙の始まりも何かの終わりがあって始まったのかな?
そしてこの宇宙にも終わりがあるのかな?
秀一郎、考えるな、感じろ。
はい先生。
話しそれたけど、彼女にはただ、幸せになってほしいです。
そしてこの言葉に、言葉になりきらないほどの感謝を詰め込みます。
ありがとう。
あ、そういえば、落ち込んでるボクを勇気づけてくれるニュースが。
東京都日野市の多摩動物園で国内初のキングチーター誕生。
生でお目にかかるのが楽しみです。
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