2011年8月17日水曜日

インラケチ

ボクの家の近くには小学校から通ってる「たかすぎ」というお店がある。
けして値段が高過ぎなワケではなく、たかすぎさんという方が家族で経営してる駄菓子や文房具が並ぶアットホームな良いお店だ。
小学生がコンビニよりここに集まるのは、品揃えだけじゃなく、そのお店の温かさにあるのだろう。
ボクも昨日駄菓子を買いに行ったら、
「あら中山君こんにちは
「たかすぎさんこんにちは、今日もいつもと変わらずおキレイで」
「ヤダもう、そんな事ないわ〜」
「おたくのお母さんも、痩せたわねぇ」と、名前だけじゃなく、うちの家庭事情まで覚えててくれてる事にいつも驚く。


そして28日にぽろもいフェスタという毎年ボクが賞金稼ぎに出てるお祭りが今年もあって、中山君も出場しないかと言われたので巨大俵だるま落としにエントリーしました。


帰り際、駄菓子のお会計の時「消費税おまけしとくわ」と言われ、優しい人の温かさに感動した。


そういえば昔、ボクが勤めていた会社の近くにあったコンビニで、いつものように商品を持ってレジで会計しようとしたら、会社に財布を忘れたのに気づいて、
「すみません、財布忘れたので後でまた来ます」
と言って店を出ようとしたら、万引きGメンのテレビのように出口で腕をガシッと掴まれ、振り返るとそこには従業員に「奥さん」と呼ばれてる、店長の奥さんに耳元で、
「アンタ、いつも来て顔知ってるからお金貸してあげる、明日返してくれればいいから」
といつも立ち読みばかりしてるオレなんかになんて優しいんだと、涙をこらえて、しかしこれから立ち読みしづらいしお金の貸し借りは良くないので、
「ありがとうございます奥さん、しかし会社ほんとすぐそこなんで走って取って来ます」
と、なぜか走って財布を取りに行く事になったのを思い出しました。
あの時も人の優しさに感動した。


便利な大型スーパーが増え、商店街がなくなり、コンビニが増え、小さい小売店はなくなってくなか、それに比例して人の温かさまでも勝手になくなってると思い込んでいた自分がいたけど、時代と共に形は変わっても人と人の間の愛は永遠ですね。


あ、もしかして「人間」って人と人の間っていう事からきてるんですかね?
もしそうなら人は一人ではなく、もう一人がいて初めて人間って事ですか?


まぁ、彼女にフラれ一人のボクには関係ない話しか… 笑。




マヤの言葉で「インラケチ」というのがあって、「私はもう一つのあなたです」という意味らしいです
この言葉も、昨日のブログのタイトルのラスタの言葉でもある「I & I」も、すべてはひとつという思想も、他者を作らず、すべては自分であり、そしてボクという存在はこのブログを読んでくれたもう一人のアナタでもあるという事をボクは信じています。


だから仲間はもちろん、初めて会う人でも、すれ違う人でも、優しくするし、傷つけないし、大事な存在です。


この地球に生まれて幸せです。
ありがとうございます。





それと動画制作のレベルがどんどんアップしてる大順が7月30日の牛小屋でのイベントの動画前半できたとの事なので貼っておきます。作りも選曲もいいですね〜


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